翻訳と辞書
Words near each other
・ 松平忠誠 (武蔵国忍藩主)
・ 松平忠誠 (肥前国島原藩主)
・ 松平忠誨
・ 松平忠質
・ 松平忠輝
・ 松平忠輝 (旗本)
・ 松平忠郷
・ 松平忠重
・ 松平忠長
・ 松平忠隆
松平忠隆 (丹波亀山藩庶子)
・ 松平忠雄
・ 松平忠雅
・ 松平忠順
・ 松平忠頼
・ 松平忠馮
・ 松平恆雄
・ 松平恒和
・ 松平恒雄
・ 松平慶倫


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

松平忠隆 (丹波亀山藩庶子) : ミニ英和和英辞書
松平忠隆 (丹波亀山藩庶子)[まつだいら ただたか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まつ]
 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) 
: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm
: [たん, に]
 【名詞】 1. red 2. red earth 
: [なみ]
 【名詞】 1. wave 
: [かめ]
 【名詞】 1. tortoise 2. turtle 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [はん]
  1. (n,n-suf) fiefdom 2. domain (precursor to current prefectures) 
庶子 : [しょし]
 (n) illegitimate child
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

松平忠隆 (丹波亀山藩庶子) : ウィキペディア日本語版
松平忠隆 (丹波亀山藩庶子)[まつだいら ただたか]
松平 忠隆(まつだいら ただたか、天和2年12月5日1683年1月2日) - 寛保3年3月27日1743年4月21日))は、藤井松平家支流の松平伊賀守家2代・丹波亀山藩主・松平忠昭の庶子。幼名は石松。通称は勘助、多四郎、靭負など。生母は柘植氏
江戸藩邸にて生まれる。家臣間の争いで、叔父にして義兄に当たる忠周への対抗に祭り上げられる。翌天和3年(1683年)5月、父・伊賀守忠昭が死去する。石松を擁するのは、浅見杢之介を中心とする一派で、忠隆の祖父・忠晴の遺命に想定されていない事態ではあるが、忠昭の直系であることを全面的に主張する。しかし当時の石松は数え2歳、生後半年程度の乳飲み子であった。それに対し忠周は23歳、幼少時からの聡明さは周知の事実で、成長後の人品に不足の無い上に、忠晴の遺命があった。家督相続は叶わず、石松は部屋住みの生活を送った。ただ、これは家臣間の諍いに限ったことで、当人同士の関係は極めて良かったと伝わる。
しかし、擁立した浅見杢之介は後に処罰された。理由は、庶出の石松を嫡出であると出生を偽装していたのが、岩槻への転封後に発覚したことであった。もともと、先君・忠昭、先々君・忠晴へ取り入り、着々と地位を築いていた浅見は、対立する重臣を排斥するなど目に余る振る舞いを見せていたため、忠周の藩主就任後は減石させられていた。御家を騒がせたる罪により、浅見と偽装に加担した奥医師・太田松陸は入牢・獄死した。浅見の家族らには永年の暇を取らせたという。
元禄16年(1703年)12月に忠隆は、大和生駒5,000石の旗本で又従兄に当たる藤井松平家の支族・松平信周の養嗣子に迎えられた。ところが健康面で優れず、生駒での家督相続者としての評価を次第に下げていった。宝永5年(1708年)4月、不縁となる。つまり、生家の松平伊賀守家へ送り返された。
寛保3年(1743年)3月27日、忠隆は71歳で死去した。健康面を不安視されたにもかかわらず長命であった。法号は普閑院殿廊誉後彫軒干丘大居士。
自身は不遇であったが、長男・直隆は藤井松平家の嫡流・松平山城守家に家督相続者として貰われていった。そして多四郎忠隆の手元には、次男・忠敏が残った。家老格として藤井松平伊賀守家に尽くした忠敏は、松平姓を遠慮してか、藤井を姓としたという。

== 脚注 ==





抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「松平忠隆 (丹波亀山藩庶子)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.